クマガイソウが満開との情報を得、栃木県佐野市の五丈の滝前植物園を訪ねました。ラン科アツモリソウ属。和名の由来は、特徴的な袋状の唇弁が、平家物語の登場人物、熊谷直実(くまがいなおざね)が矢から身を守るために背負った「母衣(ほろ)」に似ていることからとされます。残念ながら現在は、開発や採取により激減、絶滅危惧種となっています。
当地は栽培されたものを先代園主の努力によって増やされたものです。私はこれまで自生地を保護育成されている場所には数箇所出かけましたが、彷徨った山中でバッタリなどといった、純粋な自生地には出会ったことがありません。
この日は、ちょうど咲き揃っており感激でした。
山野草らしさ全開!すでに満開なので見頃はあとわずか
五丈の滝前植物園:栃木県佐野市水木町1155 協力金のみ 駐車場あり
記・中村
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