ヤナギラン咲く入笠湿原
長野県諏訪郡富士見町 南アルプスの北端となる入笠山は、標高1955m、日本三百名山、花の百名山ともなっています。花の宝庫として知られ、入笠湿原、御所平峠(スキー場跡の斜面)に素晴らしいお花畑を見せてくれます。
初夏はスズラン、ズミ、アヤメ、夏はノハナショウブ、チダケサシ、ヤナギラン、シモツケソウが。晩夏から秋にかけては、クサレダマ、オミナエシ、サワギキョウ、マツムシソウ、エゾリンドウなどが咲き競います。
山上へは富士見パノラマリゾートによる8人乗りのゴンドラが運行され、誰もが訪れることのできる花園でもあります。
この日は7月20日、ゴンドラの始発8:30を待ちきれず、沢入登山口から入笠湿原まで登り1時間のコースを選択。途中、花は鹿の食圧によりほとんど見られませんが、鹿除けネットに守られた湿原に入るとそれこそ数えきれない花々が迎えてくれました。
沢入登山口からの道は急登はなく、比較的歩きやすい
タテヤマウツボグサ
ヨツバヒヨドリ
ノハラアザミ
やや盛りを過ぎたノハナショウブ
クガイソウ
カワラマツバ
咲き始めたオミナエシ
晩夏からの花、マツムシソウも一輪見られた
入笠湿原の歩きやすい木道からカワラマツバなどを
キリンソウ
ワレモコウ
カラマツソウ。背の高い株が多い
コオニユリ
シモツケソウ
ウド
御所平峠から30分ほどの入笠山頂は、八ヶ岳や南アルプスの展望が素晴らしいのですが、この日はガスっており割愛しました
帰り着いた沢入登山口の駐車場。これより上部はマイカー乗り入れ禁止時間帯あり。
次は、マツムシソウなどが咲く8月後半に出かけたいですね。
記・中村
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