訪れたのは8月21日。7月20日以来1ヶ月ぶり、今夏2度目の入笠山です。例によって沢入登山口を暗いうちに出発、まだ朝日の届かない湿原を一人散策し、花の咲き具合は例年より10日以上早いと思われました。サワギキョウは終盤、でも遠目ではまだまだ絵になります。クサレダマやマツムシソウはピークを過ぎ、ワレモコウも見事でしたがやや黒ずんだ感じです。エゾリンドウはかなり咲き始めており、8月下旬から9月中旬は見事だろうと期待させられました。
スキー場跡のお花畑に移動する頃には、霧が湧いてきました。ワレモコウとススキの共演が見事。繊細な秋草は霧が似合いますね。左下はゴマナです
ノコンギクとアキノキリンソウが混成。ワレモコウやキキョウも混じります。霧に包まれたおかげで、緑に浮き立つ花々の色彩が際立ちますゴマナの花列
再び湿原へ戻ります。何トリカブト?ホソバトリカブトだそうです
大きく花つきよくがっしりとして立派なシシウド。木道脇で存在感抜群でした
タムラソウ群生
オミナエシとマツムシソウのお花畑。ツリガネニンジン、コバギボウシ、ワレモコウ、ノハラアザミ、ウメバチソウなども散見されます
再びサワギキョウとシラカバ。ゴンドラで次々とハイカーがやってきます。花の宝庫入笠山、私が最も素晴らしいなと感じるのはサワギキョウ咲くこの季節。さまざまな晩夏の花、秋草が混成して、同じ花でも無限のシチュエーションを展開して被写体には事欠きません。でもエゾリンドウが最盛期を過ぎて、ぐっと秋めいてくる頃にまた来たいなとも思います
記・中村
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