チョウカイフスマ
 鳥海山は秋田県・山形県にまたがる2236mの火山です。東北地方では尾瀬の燧ヶ岳(福島県)に次ぐ標高で、周囲どこから見ても秀麗な山容を誇り、秋田では出羽富士、山形では庄内富士とも呼ばれています。日本海側に位置するため冬季の積雪量は膨大で、複雑な火山地形と相まって、夏には稜線や雪田跡に多彩な高山植物を観察できます。登ったのは8月3日、チョウカイフスマ、チョウカイアザミといった鳥海の名を冠した植物も最盛期でした。
登山口の標高1100mの鉾立から、登山前夜、日本海に沈む夕日
振り返れば鳥海山夕照
日本海に浮かぶ細長い飛島
ヒゲノガリヤスの変種で、オオヒゲガリヤスかな?鳥海山頂を背景に
タカネツリガネニンジンは別名をハクサンシャジン。鳥海湖のブルーが神秘的
扇子森のトウゲブキ。白い雲が大迫力
じわじわと近づいてくる鳥海山。でもまだまだ遠い
文珠岳あたりからの鳥海山。画面右の外輪山コースを登っていく
足元に咲いていたミヤマダイモンジソウ
礫地に咲くイワブクロが花盛り
ミヤマホツツジ。はるかには日本海
チョウカイフスマは、北海道の雌阿寒岳と知床連山に分布するメアカンフスマよりやや大型です。月山にもわずかに分布するそうですが、鳥海山の花といえるでしょう。背景は鳥海山の最高峰、1801年の噴火で生まれた溶岩ドームの新山
















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