ミズバショウ咲く尾瀬ヶ原

ミズバショウといえば尾瀬。
尾瀬といえばミズバショウ。
今年は当たり年だと聞いていたので、6月5〜6日に出かけました。本当はあと1週間早く入りたかったのですが、山の鼻はちょうどいいかなと期待十分で入山。
鹿沼を3時出発、いろは坂、金精峠を越え、戸倉の駐車場に5時半着。平日でしたが始発のバスに長蛇の列。その後も人が集まるたびにワゴン車が出るので、ゆったりと鳩待峠へ入れました。
鳩待峠から1時間、山の鼻にテントを設営、すぐに研究見本園へ。いやこれは確かに当たり年。ここのミズバショウは小ぶりなのですが、これだけ咲いていると絶景です

燧ヶ岳もくっきりと。笹の群生が迫ってきているところは 栄養もいいせいか 花は大きめ

尾瀬ヶ原を歩き出します。牛首を過ぎ、尾瀬随一のミズバショウの名所、下ノ大堀へ。ここは予想通りピーク過ぎ。1週間〜10日遅れです。でも至仏山と白い雲が最高でした

龍宮ではリュウキンカが鮮やか。至仏山も絵になります

龍宮小屋と燧ヶ岳。朝夕の霧の風景を狙う時はこの小屋に泊まるのですが、今回はミズバショウ狙いなので山の鼻泊としました

白い仏炎苞が2枚あるオチクラミズバショウ。白馬村の落倉で発見されたのでこの名があります。とても珍しいのですが、花の状態がよろしくないのが残念

龍宮から見晴へ進みます。軽やかな白樺と燧ヶ岳。風がやや強いですが 爽やかな天気です


見晴から赤田代方面へ。ミズバショウ群生と燧ヶ岳

東電小屋へ向かい、東電尾瀬橋で只見川を渡ると またまたミズバショウ。振り返ると燧ヶ岳

東電小屋のミネザクラ。今年最後のサクラかな

ダケカンバやシラカバの幹肌が湿原に浮かびます

ワタスゲの花。地味ですが、綿毛がはぜる頃になると湿原の主役になります

ショウジョウバカマの紅紫色が ところどころに目立ちます

上田代まで戻ってきました。ゆらゆら揺れる水中花

朝方とは異なるライティングで 再び研究見本園のミズバショウを堪能。至仏山と

午後遅くは誰もいません。広大な湿原と花を 独り占め!

今宵は山の鼻にてテント泊。雨の心配がないので快適です

翌朝、「水芭蕉に霧」を期待しましたが残念。3時57分、仏炎苞の白さが闇に浮かびます

燧ヶ岳の上空、朝焼けを期待しましたがこれもダメ

可憐です


今一度 研究見本園を周回して


テントを撤収して鳩待峠へ戻ります。行きはスルーしたテンマ沢湿原のミズバショウ。ここもなかなかのものです

さすが尾瀬、といった2日間。こんなにもミズバショウを撮影したのは初めてでした。満足です。ただ機会があれば、霧と水芭蕉、朝焼けと水芭蕉、出会ってみたいですね。






 

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