5年ぶりの白馬へ。今年は花の咲き出しが早く行き先をあれこれ悩んだ末、白馬なら外すことはないだろうと決定。大雪渓から登頂し鑓温泉経由で下山としたかったが、今シーズンは猿倉駐車場が使えず、新潟側の蓮華温泉からピストンとした。自宅から315㎞、前日に蓮華温泉に入り、翌朝4:00に出発、まずは白馬大池を目指す。
白馬大池。蓮華温泉と栂池自然園からの道が合わさり登山者で賑わう。白馬大池山荘、テントサイトがある。白馬岳まで登らずとも、ここまででも十分楽しめる別天地
今年は花が早い。大池手前のチングルマはほぼ終わっていた
ひと登りで白馬大池を眼下に。右奥は頸城山群の連なり
雪倉岳と朝日岳。いずれも高山植物の宝庫で白馬岳と繋げればそれは最高の花ロード。最後に歩いたのは2010年、もう行くこともないかな
豪華に咲いたクルマユリ。背景は雪倉岳、朝日岳の山稜
船越ノ頭のミヤマアキノキリンソウ。コメススキと共演
船越ノ頭から小蓮華岳。途中の花にも期待。左の白馬岳ピークはガスの中
チシマギキョウ。山頂まで途切れることなく咲いている花。まだ白馬大池も望まれる
小蓮華岳手前のコバイケイソウ。手前にはミヤマダイコンソウ。今年は各地でコバイケイの当たり年だったらしい。白馬岳でも近づけない斜面ではあるが、ものすごい群生が見られた
三国境(さんごくざかい)のコマクサ。見下ろす花の斜面を望遠レンズで引き寄せる。5年前と同じような写真になってしまった。ちなみに道標は三国境(みくにざかい)となっていたが(さんごくざかい)が正解だそう
タカネツメクサ大株に黄色のミヤマキンバイがぽつり
オンタデ。数も多く人気のない花だが、うっすらガスがかかり絵になるロケーションで
ミヤマダイモンジソウ。引き気味に撮ると雑然とした感じ。アップが絵になる花ですね
シコタンソウとチシマギキョウ。コントラストよく白い流紋岩を飾る
ガスと強風で誰もいない白馬岳山頂を通過し、風当たりの弱い東側の断崖のお花畑を撮る。テガタチドリ、イワオウギ、カンチコウゾリナなど
タカネシオガマとチシマギキョウ、タカネツメクサ。右手前は晩夏の花トウヤクリンドウ
ハクサンボウフウとタカネスイバのお花畑。地味目だが、ハクサンフウロやミヤマキンポウゲなどが彩を添える。白馬岳頂上宿舎のテントサイトにて
イワオウギ、ハクサンフウロ、テガタチドリ、タカネスイバ、カンチコウゾリナ、ムカゴトラノオなどのお花畑。白馬岳頂上宿舎のテントサイトにて
こちらも白馬岳頂上宿舎のテントサイト。ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ
この日は白馬岳頂上宿舎泊(頂上宿舎とはいえ頂上まで30分以上かかります)。5年前はコロナ禍でもありテント泊だったが、今回は体力的に無理。猿倉登山口の駐車場が使えず大雪渓からの登山者が少ないせいか、小屋はガラガラ、バイキング形式の夕食も美味しく、ゆったり泊まれました
7月24日(金)快晴のスタート。2〜3時間は天候持ちそう。夜明け前は小屋至近の丸山で待機。美しい日の出

夜明け前の白馬岳。ここからはピンと尖ったピーク。頂上を目指す登山者のヘッドランプ、白馬山荘の灯りが見える
午前4時45分、日の出
剣・立山連峰モルゲンロート

丸山にて撮影中。結構寒い。グローブが欲しかった。軍手でも
シロウマオウギ。イワオウギやタイツリオウギより花は白く、萼に黒い毛が生えるのが特徴。北アルプス北部の他、南アルプス、八ヶ岳、白山、雨飾山などにも分布
白馬山荘より杓子岳(左手前)、白馬鑓ヶ岳。白馬岳と合わせて白馬三山
白馬山荘より、宿泊した白馬岳頂上宿舎。左奥に剣・立山連峰、右奥に毛勝三山
イブキジャコウソウと強風でブレブレのイワオウギ。白馬山荘裏にて
白馬山荘と旭岳。宿泊した白馬岳頂上山荘は空いてましたが、白馬山荘はかなり混雑したそう
見事なテガタチドリの群生地。カンチコウゾリナ、イワオウギ、オンタデなどと混生。左手前はイブキジャコウソウ
頸城山塊。右から妙高山、火打山、焼山。取材したのは41年前の1985年。懐かしいなぁ
白馬岳山頂からすぐ隣の岩峰を望遠レンズで。イワオウギがへばりついている。左遠方には、槍穂高連峰が高い!以前は断崖を覗き込めましたが、現在はロープが張られ近づけません
振り返り見る白馬岳山頂。右側(西側・黒部側)が風の強い風衝草原、信州側の左側は断崖の非対称山稜
マット状に広がるイブキジャコウソウ、シコタンソウ咲く東側の断崖
タカネヤハズハハコ。純白のものが多いが、ピンク、イエローがかった花も。中部山岳、早池峰山に分布
アオノツガザクラが目立つ斜面。シナノキンバイも点在。天気は下り坂、ガスが青空を隠しはじめた
ミヤマトウキとミヤマクワガタ。北アルプスのミヤマクワガタの花色は青紫色、南アルプスでは赤紫色。鳥海や月山、飯豊などでは青紫かな?
小蓮華岳で見かけた雷鳥。5羽の雛がちょろちょろと。白い点はミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ。白馬岳には葉の鋸歯が尖るトガクシコゴメグサもある
ミヤマダイコンソウ。稜線では終わりかけだったが、雪田跡の斜面にて
岩溝に根差したツガザクラの小株。紅色の萼片・花茎に白い花弁が映える
タカネミミナグサ。北海道と北アルプスに分布。いい開花株を見つけられなかった。小蓮華岳にて
ホソバツメクサ。別名をコバノツメクサ。北海道、本州中部以北の蛇紋岩地に多い
スイカズラ科で小低木のリンネソウ。登山道脇のハイマツの林縁。この花を愛したスウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネへの献名。花茎の先に2輪並んで花をつけるのでメオトバナの別名も
リンネソウの隣にまとまりよく咲いていたゴゼンタチバナ
白馬大池のムカゴトラノオ群生。黄色のウサギギクも一輪
カラマツの根元に生えるヒメシャジン。白馬大池と蓮華温泉の間にある天狗の庭にて
ヒメシャジンの萼片には鋸歯がある。よく似たミヤマシャジンの萼は全縁
山奥の一軒宿 蓮華温泉に無事帰着。ここは山の斜面に秘境ムード満点の露天風呂があり温泉マニアも訪れる。駐車場にはナンバー1126の車が数台停められていた
2日間、よい花旅でした。白馬ならまた登るチャンスはあると思われるが、雪倉・朝日もなんとかもう一度。。。
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